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こんにちは。今日は、少しだけいつもと違うお話をさせてください。

ある日、虫歯の治療で来られた患者さんがいらっしゃいました。
診察の結果、虫歯が神経にまで達していたため、神経を取る処置を行いました。処置は無事に終わり、私たちもホッとしていたのですが。

翌日、その患者、まだ痛みが強くてお辛かった。
ところが、その日はあいにく当院の休診日。
患者さんは別の歯科医院を受診され、そちらで治療を受けられたとのことでした。

私たちとしては、もちろん患者さんの痛みが少しでも早く和らいだことが何よりです。でも、やっぱり最後まで診させていただけなかったことは、少し寂しくもありました。

歯の治療って、どんなに気をつけていても、時には思いがけないことが起こるものです。
人それぞれ感じ方も違いますし、体の反応もさまざま。だからこそ、毎回の治療に真剣に向き合い、できる限りのことをしたいと思っています。

今回のことも、私たちにとって大切な学びになりました。
すべてがうまくいくわけじゃないけれど、それでも一人ひとりの患者さんに寄り添っていけるよう、これからも丁寧に診療を続けていきたいと思います。