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歯の治療で金属の詰め物や被せ物を使うことは珍しくありません。
ところが、異なる金属を口の中で噛み合わせると、微弱な電流が流れることがあると聞いたことはないでしょうか。
実はこれ、都市伝説ではなく科学的に説明できる現象です。
口の中で起きる「ガルバニー電流」とは
口の中には唾液があり、これは電気を通す性質を持っています。
そこに異なる金属が入ると、電池と同じ仕組みが成立します。
異なる金属 → 電位差が生まれる
唾液 → 電解質として働く
金属同士が接触 → 微弱な電流が流れる
この現象は「口腔内ガルバニー電流」と呼ばれています。
どんな症状が出ることがある?
電流は非常に弱いものですが、人によっては次のような違和感を感じることがあります。
ピリッとした刺激
金属味
歯がしみるような感覚
なんとなく不快
症状が出ない人も多く、気づかないまま過ごしているケースもあります。
同じ素材なら大丈夫?
結論として、同じ種類の金属同士なら電流はほぼ発生しません。
電流が流れる原因は「金属の電位差」なので、
金と金、銀合金と銀合金など、同素材で統一されていれば電位差がほぼゼロになります。
ただし、歯科用金属は合金なので、メーカーや配合が微妙に違うと電位差が生まれることもあります。
完全に同じ素材とは限らない点は知っておくと安心です。
気になるときはどうすればいい?
必要に応じて、金属をセラミックなどの非金属素材に変更する選択肢もあります。
是非お心当たりの方は ご相談くださいね
