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みなさん舌小帯をご存じでしょうか?
舌の裏側にあるスジのことで、これが短かったり舌先の方についていると、舌がつっぱり動きが悪くなります。
このような状態を舌小帯強直症といいます。
そうなると舌がスムーズに動かせず、滑舌が悪くなったり、飲み込みが悪くなることがあります。
特にご相談される年代で多いのが、はっきりとした言葉を喋り始めるくらいのお子さんです。
いろいろな言葉を喋り出すタイミングで初めて、うちの子もしかして滑舌が悪い?と心配される親御さんも多くいらっしゃいます。
実際は「滑舌が悪い=すぐ治療が必要」というわけではありません。
体の成長とともに舌や顎も成長し、舌小帯の付着位置も変化するため、しばらくは様子をみることもあります。
治療方法としては舌小帯を一部切除してつっぱりを緩めるというもので、時間的には10分程です。
治療後は舌を動かすトレーニングも必要になってきます。
そのため10分じっとしていられるかどうかなども治療するか否かの判断材料の一つになり、
総合的に判断して切除するかどうかを判断します。
また子どもに限らず、大人だけど舌足らずや滑舌が気になるなどあれば、切除する場合もあります。
お困り、お悩みのことなどありましたら、年齢問わずぜひ一度お気軽にご相談ください。